施設の母

母、義理の母も施設にすっかり慣れたようです。

まあ、認知症が進んだというか、義理の母は私の母より若く

まだまだ、施設では自分で歩くことができます。昨年入所当初と比べ

白髪も増え、年を感じるようになりました。アルツハイマー認知症

話も毎回同じことの繰り返し。面会しても帰った後はきれいさっぱりっと

忘れてしまうと思うと、面会も何となく瀬がない。

僕の母は車いす生活。高齢で動作も鈍くなってきた。歯槽膿漏で下の歯

のブリッジも浮いてきた。ごはんもミキサーで砕いた中道的食事を1月より

お願いしている。面会に行くと、どちらの母も非常にうれしそうにする。

座って食べるだけの人生になってしまったご両人にとって、唯一の楽しみ

みたい。 いつまで続くのか・・?

施設には家族縁の薄い方も結構いらっしゃいます。

世間の騒がしい社会と隔離された、ゆったりとした空間に今日も平和な時間の

流れを感じる僕でした。